三歳児検診

昨日は歯科医師会のお仕事で、

西宮北口保険福祉センターへ３歳児検診に行って来ました

人気の街だけに人数が多かったです

この写真は始まる前なので、

あまりいませんが。。。
２人のドクターで、

１人５０人近くのお子様のお口を拝見したのですが、

驚くことにそのうちの1割の方に癒合歯が認められました。。。

癒合歯とは、象牙質から2本以上の歯がくっついているものをいいます。

よく似たもので、

セメント質でくっついているものを癒着歯といいます。

発生学的に、くっついた時期が違うだけで、臨床的には同じ判断なのですが、

問題は、

今は３歳で、子供の歯列であり、くっついてはいるものの全ての歯が存在します。

しかし、

学童期に歯が生え換わると、大人の歯が一本足りなくなってしまうことが多いということです

そうなると、

多くの方の場合、将来、下の歯列に隙間があいてしまいます。。。

いわゆる、隙っ歯といわれる空隙歯列弓です

矯正治療のタイミングは、その人の症状により違いますが、

癒合歯がみられた場合は、７歳くらいになったら矯正専門医に相談されることをお勧め致します。

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