治療の流れ
ここでは、カウンセリングから矯正治療終了までの流れなどを説明しています。もし、治療過程で、ご不明な点や疑問点、不安に思われることなどがあれば、遠慮なくご相談ください。
矯正治療の流れ
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- Step.1カウンセリング
- 患者様が気になっておられるところやご不明点などを丁寧に伺っていきます。歯並びや噛み合わせを拝見し、治療のご相談をいたします。
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- Step.2精密検査
- レントゲン撮影、お口とお顔の写真撮影、歯型とりなどの精密検査を行います。
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- Step.3分析・診断
- 精密検査を分析し、その結果に基づいて治療方針やおおまかな治療期間をお伝えします。使用する装置なども丁寧にご説明し、決定していきます。
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- Step.4矯正治療開始
- 矯正装置を歯に装着して、定期的にワイヤーの交換や調整を行います。その間、歯磨きの指導も行います。
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- Step.5治療終了・
経過チェック - 治療が終了したら、矯正装置を取り外します。その後、経過観察と歯のクリーニングを行います。
- Step.5治療終了・
大人の矯正治療について
- 年齢で諦めずにご相談ください
- 大人の治療期間は、治療の難易度によって異なりますが、基本的には約2年半~3年です。基本的に年齢による制限はありませんが、歯周病の方は歯周病の管理や治療を行いながら矯正治療を行うことが必要です。
子供の矯正治療について
- 二段階に分けて治療を行います
- 子供の矯正治療は、乳歯と永久歯が混在している子供の時期に行う「第一期治療」と永久歯が生え揃ってから行う「第二期治療」の二段階に分けられます。そのため、子供の矯正治療ではトータルでは約5~6年の治療期間が必要になります。患者様によっては、第二期治療が必要ない方もおられますが、第二期治療に移行しなければならない場合もあります。第二期治療に関しては、第一期治療が終了してから、定期的な経過観察を行い、判断していきます
後戻りしないために
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- 保定期間について
- 歯並びが改善され矯正装置が外れてもそこで終わりではありません。矯正治療が終わった後、歯並びが安定するまでに1~2年の期間がかかります。そのまま歯を放置すると歯はどうしても「後戻り」をしてしまいます。そこで、「後戻り」を防ぐために、リテーナーという保定装置をつける必要があります。
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- なぜ後戻りしてしまうの?
- 後戻りの原因として、長年生活した上で身に染みついている癖や生活習慣などが挙げられます。例えば、出っ歯の方でしたら舌で前歯の裏を押してしまう癖や、ガタガタの歯並びの方なら無意識に行っている頬杖やうつ伏せで寝ることなどが原因となります。後戻りを防ぐためには、保定装置を装着するだけでなく、このような習慣を改善することも大切です。