舌側矯正
(歯の裏側からの矯正)
- 矯正装置の見た目、
気になっていませんか? - いくら綺麗な歯並びになるといっても、一部の患者様からは「笑うと矯正装置が目立ってしまう」というコンプレックスについて相談されます。これは患者様にとっては大きなストレスです。そんな方に、抵抗なく行って頂ける矯正治療が「舌側矯正」です。歯の裏側に装置を装着するので、周りの方から気付かれずに目立たない矯正治療を行うことができます。
当院の舌側矯正の3つの強み
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- 治療期間へのこだわり
一般的に舌側矯正は、表側からの矯正治療より長い治療期間がかかると言われていますが、当院では表側の矯正と変わらない治療期間を目指して治療を行っています。難易度によって治療期間が異なる場合がありますが、基本的には3年程度で治療が終了することを目指します。
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- 発音の不自由さや違和感が少ない
矯正装置を歯の裏側につけますので、当初は発音しにくいことや違和感を感じることがあります。当院では、なるべく小さく違和感の少ない矯正装置を導入しているため、ほとんどの方が数週間で慣れます。なかには、アナウンサーや歌手の方で舌側矯正を行っている方もいらっしゃいます。
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- 追加費用の心配なし
舌側矯正は、治療技術や一人ひとりの患者様に合わせた矯正装置が必要になるため、表側からの矯正に比べると若干費用が高くなります。しかし、当院の矯正治療費は総額(トータルフィー)ですので、毎回の処置料などの追加費用が必要になる心配はありません。
舌側矯正との組み合わせ治療
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舌側矯正×歯科矯正用アンカースクリュー
舌側矯正で使用するリンガルブラケット矯正装置は、前歯を引っこめるのに適しており、出っ歯(口ゴボ)の方におすすめの治療方法です。しかし、過度に引っこみすぎてしまうと噛み合わせや口元の美しさに問題がでることがあるため、歯科矯正用アンカースクリューを併用し、歯を根っこから移動させることで、前歯が内側に傾斜しすぎてしまうことを防いでいます。
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歯科矯正用アンカースクリューとは?
小さなピンのようなものを骨に埋め込み、固定源として利用します。歯を固定源にした場合、動かしたくない歯も動いてしまうことがあるため、歯科矯正用アンカースクリューを使用することで、歯をコントロールすることができます。
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上あご「リンガルブラケット矯正装置」
×下あご「マルチブラケット装置」矯正装置が目立つ上あごは、舌側矯正(歯の裏側からの矯正)で、比較的目立たない下あごは、歯の表側に矯正装置を装着する矯正治療も行っています。上下とも舌側矯正を行う場合と比べて、費用を抑えて治療を行うことができます。
矯正装置の種類
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リンガルブラケット矯正装置(STb)
他の装置に比べて、小さくて違和感が少ない装置で、細いワイヤーでも歯を移動させることができます。従来リンガルブラケット矯正装置で心配されてきた発音障害も改善されました。
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セルフライゲーションブラケット装置(クリッピーL)
歯の表側に装着するセルフライゲーションブラケット装置(クリッピーC)と同様に、歯にかかる摩擦を抑え、歯を移動させることができます。また、装置の厚みが非常に薄いため、装着時の違和感が少ない装置です。
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カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置(インコグニト)
CAD/CAMという3Dシステムにより一人ひとりに合わせたオーダーメイド装置とワイヤーを使用することで、より正確な歯並びに改善することができます。薄く装着部分が広いため、虫歯になることも少ない装置です。
※薬機法未承認の矯正歯科装置について
注意事項・デメリット
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舌側矯正に関して
- ・歯並びの状態や、舌の長さ等によって個人差がありますが、通常の矯正に比べ、違和感を感じることがあります。しかし、約1ヶ月で慣れてしまう場合がほとんどです。
- ・装置に慣れるまで、発音しにくいことがあります。
- ・上下とも表側からの矯正を行う場合に比べて、治療費用が高くなります。
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歯科矯正用アンカースクリューに関して
- ・歯科矯正用アンカースクリューを使用した場合、清掃状態が悪いと歯茎に炎症が起こることがあります。
- ・歯科矯正用アンカースクリューが外れたり、緩んで動いてしまうことがあります。